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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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自由からの逃走 1

“The seeds of this isolation are planted by the Protestant doctrines of Luther and Calvin, who teach that man stands alone before God, not with the Catholic Church as an intermediary. Furthermore, they teach that man is essentially bad and must work in order to achieve or prove his salvation. Man is now free from the authority of the Church, but is now responsible for himself before a vengeful God.
- "Escape from Freedom by Erich Fromm | Summary & Study Guide" by BookRags


この(近代人の)孤立の種子はルターやカルビンのプロテスタント的教義によって植えつけられた。彼らは、カトリック教会という仲介者なしに、人間は神の前にただ一人で立つものだということを教えたのである。更に彼らは、人間は基本的に悪であり、救済を達成するには働かなくてはならないということも教えた。かくして、人は教会の権威からは自由になったが、執拗な神の下で自分自身に責任を持たなければならなくなった。
- 『自由からの逃走』  エーリッヒ・フロム著 スタディーガイド
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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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