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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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小松海岸 4日目

正しくはここは小松海岸ではない。以前から目をつけておいた吉野川河口近くのAエリアの川岸に車を停めて(勝手に命名したA,B 2ヶ所の川上側)、3日目の夜を過ごし、本日ついに4日目に突入ということだ。


今日の寛太郎的天気予報は微妙で、何がしかの東風は入るだろうけれど、さて走れるかどうかは分からない。希望のコンディションにならなければ、そのまま西に向かって帰途に着くだけのことである。昨夜は月影が揺れる川面でも眺めながら、前日つかんだ「あの感覚」について想いを巡らせてみるのも良いな・・・と思った。

IMG_0141s1024pix100kb.jpg

6時半に起きてみると、ほぼ完全な夏空。朝から暑くなりそうだが、川上から吹き降ろして来るリバーウィンドが心地好い。これが9時半ごろを境に、予定通り、川下つまり東方の海側からの風に変わりて、ちょっと良い感じになってきた。昼前まで、じっくり周囲の環境を観察する。Bエリアほどではないにしても、ここも相当に狭い。土手の道路はひっきりなしに車が走っている。

ただ、ここは砂浜ではなく草地なので、地表付近のウィンド・グラジェントはランチやランディングの際に大きな助けになるだろう。カイトを広げるのに土手側にするか川側にするか、それとも川の中から上げるか。風がオーバーになったらどうするか。川の中でリグ・トラブルに見舞われたらどうするか。川の流れはどの程度か・・・などなどの入念な観察と準備に数時間を使う。これは空の世界で身に付けた習慣で、特に単独で初めてのエリアを楽しむ場合、私の「いい加減なところ」はどこかに消えてなくなる。

結果、昼を過ぎてから、ほぼ左サイドからの東風は7mほどまで上がり、実に快適な2時間ほどを過ごすことができた。走り出しに階段を使ったのも初めてで、いろいろと新鮮、且つまことに爽やかだった。そのうちエリアに慣れればジャンプ・ランチを使うようになるかもしれない。GPSの電池が切れて記録が残せなかったのはちょっと残念だった。今回はGoproカメラを縦に取り付けて、多少とも遠景が入るようにしてみた。とりあえず、5mほどの風でデカ板を使って30分ほど様子見ライディング。対岸まで1km近くある。全体的な風の流れとしては、緩い下降風が川面を舐めている感じで、ジャンプは伸びに欠ける。後半、チビ板での走りはまた後ほどUPする予定。



 
セットアップスペースの様子は大体こんな感じである。↓ 風下側には柔らかい萱(かや)の茂みが広がっていて安心感がある。ある意味ではかなり良質のリバー・エリアかもしれない。



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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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