今日は少し早めに田舎を発(た)って、東から西に海の様子を見ながら堀江へ。風の具合はパッとしないが、幸いにも天気は悪くない。ひとまず堀江でM君家族と合流して、いったん自宅に帰り、軒下のセーリングカヌーを引っ張り出す。
約25年前の当時、ヨット製作の分野では名の知れた横山氏が設計したこの風変わりなカヌーは、夏合宿などでずいぶん多くの子供たちを楽しませたのだが、だいぶ前に用済みになってからずっと寝ていたものだ。
私が使うことは既にないだろうし、このまま庭で腐らせてしまう(FRPだから腐りようがないのであるが^^;)のも可愛そうなことだ。今日のような日はこいつでディンギー風のセーリングも悪くない。さらに興味がある人は誰でも使えるようにしておいた方が価値的ではないか・・・などと考えた。
早速、堀江でM君にディンギー教習・・・といっても、簡単にはコケることのない舵付きの小船の操作などというものは、絶えざるバランス運動の上にのみ成立するウィンドやカイトの世界に比べれば造作ないことだ。ワンレグ往復15分ほどの間に、彼はディンギー帆走の基本操作をすっかり飲み込んでしまった^^。
やがて練習にやって来たカトちゃんにご苦労をかけて別府エリアまで運んでもらった。浜の奥に常置してある。誰でも必要なときに自由に使って頂けると、私もカヌーもありがたい。粗大ゴミと間違えられても迷惑なので「
レスキュー艇 FOR ANYONE」と記しておいた。
一応、海岸管理者には近いうちにお話して了解を得ておく。まず有り得ないとは思うが、もし何らかの不都合を覚える人がいたら、船体横に記してある連絡先に一報をいただきたい。
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