今日は防災の日。1923年の関東大震災に由来するのだが、おそらく近い将来、3・11も地震の日として忘れてはならない日になるだろう。地震といえば、昨夜のNHKでやっていた、地震の神様と呼ばれた
今村明恒を知っている人が現在どれくらいいるのだろうか・・・私は、このTV番組を見るまで彼の名前を知らなかった。
上手に編集された番組の、その生き様に感じるものがあったので少し調べてみたら、やはり彼も、私の定義する「
偉人の共通項」をちゃんと満たしていた。敬愛すべき人物は、歴史の舞台の奥に隠れていることも多いものだ。
とりあえず、大型台風が近づいている。四国を基準にした場合、日本付近の台風は大体この時期を境にして東側を通るようになり、台風中心に向かって反時計回りに吹き込む風は、東→北東→北→北西→西と風向きをシフトさせていく。今日も昼頃出かける予定の堀江海岸に、かなりまともな北東風が入るだろう。さて今日は、どんな練習に精出すことになるのだろう・・・。
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19でも12でも走れそうな7mほどの北東風。いくぶんガスティな匂いがしたので19で出てみる。久しぶりにディレクショナルも使ってみた。やはり上りは格段に良い。初めてタックを試みる・・・これに慣れれば、このディレクショナルでもかなり上ることができて走行範囲が広くなり、その分、自由度が高くなる。クロスカントリーもそうだが、最近、カイトサーフィンのクルージング的走法を色々考えているところなのだ。
ところが、実際やってみると、ウィンドと違ってカイトのタッキングはそう簡単な作業ではない。しかも板を上向(かみむき)に回すと、必然的にハーネスバックに付けたボードリーシュが体に絡(から)まる。タックをするには少なくともノーリーシュじゃないと無理だということは良く分かった。後の技術的な問題は練習次第だ。
そして練習次第は時間次第ということでもある。ツインチップとディレクショナルでは、陸上競技で言うと高跳びと幅跳び程度の違いはあり、一度に両方の選手になることは難しいだろう。どちらの延長線上にクルージングつまりコースレースタイプを持ってくるか・・・いろいろ考えてはいるのだが、まあ、これも無理をしないでゆっくり進むことにする。
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