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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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バイロン

またしても徳島にやって参りました。去年は4~5回で、今年は10回くらいは来てやろう・・・などと目論んではいたのですが、ほんとにそうなりそうな気配であります。

9月もすでに中旬を迎え、そろそろ松山周辺も北寄り冷た目の風に恵まれてもいい時節であります。ところが、いつまでも残暑厳しき上にまともな風が届いてくれません。毎朝の日課、天気図とアメダスの風情報に相談してみると、これがまた、徳島・南寄りの順風がおいでおいでと呼んでおります。

3時を過ぎて小松海岸に到着しました。これがなんと・・・トップブローは15mに達するであろうストームウィンドが南南東から怒涛のように吹き込んでおります。あのね・・・ここまでの親切は要りません・・・これだとまた練習用6㎡の登場になるではありませんか。

この「バイロン」という詩人のような名を持つカイトは「うちの母ちゃんでも難なく使える」などということをのたまう米国人もいるくらい安全性が高いはずなのですが、私に言わせると「15m近い適応風域では、カンバー量も曲率も大きすぎて、まんず使いものにならないじゃないの・・・」ということになるのであります。

しかしまあ仕方がございません。ウィンドの皆さんのオーバー気味の走りを口をくわえて眺めているわけにもいかず、結局、前半はこれとお付き合いしました。ちょっとピッチを下げるとウィングチップに裏風が入って、左右にバッサバッサ振れ回るを忙しく抑えながら・・・。ほとんどなんも面白いことはありません^^;私らしくもないネガティブな感想ですが・・・。

それでも、暗くなりかけて10mほどに落ちてからは12㎡にも出番が回り、ヘッド近いうねり波をゆったりと味わうことができました。めでたしめでたし。晩飯にはローソンのカツどん弁当に濁り酒を付けて、今は~もう秋~・・・スズムシたちの妙なる音《ね》を傍《そば》にしながら、いと静かな夜を過ごしているところであります。

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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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