昼から気分転換に塩屋まで。北西の極微風にて、いつものメタトレに至ることもなく、やがてスクーリングにやって来た空のY氏としばし懇談。彼はもう30年も空の世界で頑張っているイントラ(パラの世界では教員という)です。話の進行は、ほとんど阿吽(あうん)の呼吸で、多くを語らずとも何が言いたいのか何となく分かる。
ここのところ、彼が採用している初心者教習が「トーイング・・・」という方法で、自動遠心クラッチを備えたスクーターをトーイングマシンに改造して、パラグライダーを装着した教習生を引っ張り上げる「スクータートー」。これならわざわざ丘や山に登らなくても、平地や砂浜でフライトの基本を習得することができます。
この手法は高い山が少ない大陸の平地地方などでは広く採用されていて、ロープの長さを300mほどに設定すると、サーマルを拾うに十分な高度まで引き上げることもできます。しかし、トーオペレーター(引っ張りあげる人)にはかなり高度な技術が必要であることは言うまでもありません。
私は、カイトサーフィンで300mまで上がろうなどと思ったことはありませんが、地上世界と縁が切れない程度の「ジャンプ」には大いに興味があるので、この原理を少し応用したら、カイトサーフィンの楽しみ方や可能性がもっと広がるのではないか・・・と考えたりしています。
そこで、たぶん近いうちに現実になるであろうアイデアの一つをちょっと描いてみました。これを見てピンと来る人は相当に頭が柔らかい方かもしれません^^;
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