To see the world in a grain of sand, and to see heaven in a wild flower, hold infinity in the palm of your hands, and eternity in an hour.
一粒の砂に全世界を観じ、野の花に天国を観じ、手のひらに無限を、一刻の中に永遠をつかむ。
If the doors of perception were cleansed everything would appear to man as it is, infinite.
感覚の扉が洗い清められたとき、全ての事象が、あるがままの、無限のものとなって現れる。
To generalize is to be an idiot.
ものごとを一般化するということは、馬鹿になるということである。
Great things are done when men and mountains meet.
人と山とが出会ったとき、偉大なことが成される。
今日は久しぶりに粟井の南風で一っ走りした後、引き潮に洗われる砂浜が西に傾く太陽に輝くのを眺めながら、ブレイクの「一粒の・・・」のくだりを思い出したので、ちょっと読み直してみた。ただの拾い読みに過ぎないが、こういうとんでもない芸術家が残した言葉に少しでも触れると、時に目からウロコと一緒にメガネも落ちそうになる。
最も小さなもの、最も身近でありふれたもの、そして今という一瞬の中に、無限にして永遠なるものを感じ取る透徹した感受性・・・200年前のこの人物も、やはりただ者ではない。
人と海が、人と風が出会ったとき、多くの喜びや勇気やナチュラルスポーツが生まれるが、「偉大なことが成される」かどうかは、人による・・・としか言いようがない。
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