内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
不信(不信仰)は人が見たくないものを見えなくする、というのが私の当時の見解であり現在もそうである。科学の合理性に対する私の信仰は、不信仰から生まれる同様に合理的な結果を見えなくしていた。私はその時まだ、意識には非物理的な要素、物理法則に起因させることのできない能力があると疑っていた。しかしさらに、まだ発見されていない物理法則があるように思われた。その解答がどのようなものであれ、それらは必ず合理的で徹底的なアプローチを通して解明されるだろう。これらは自然的な出来事であって超自然的な出来事ではなく、充分に科学的探究の領域内にある。そして、それが実証されれば、科学界に与える衝撃は革命的なものになるだろう。さらに、我々が宗教や哲学や政治や、宇宙の中での我々自身の見方や、日常生活で固守してきた諸価値に取り組む方法にも変化を与えずにはおかないだろう。前世紀のあいだ、不運にも多くの優れた科学者がこれらの問題に鈍感であったように、この分野の研究に真剣に取り組んでいる人はきわめて少ない。しかし再び、私自身の探求の最中にシンクロニシティー(共時性)が起こることになるのである。
『探求者の道:アポロ宇宙飛行士の物質的・神秘的世界の旅、改訂版』 エドガー・ミッチェル著
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
COMMENT