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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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33℃の壁

現在、事務所の室温32℃。さすがの換気扇冷却装置を使っても、この季節、昼を回ると33℃の壁を超えて時に35℃に達することもある。この辺りになると、もう・・・ほとんど頭は回らない。

つまり、私の精神世界は「胡蝶の夢」状態になって、現実と夢の境目をさまよい始め、昔は水風呂に飛び込んで身体を冷やし、大汗をかいて目覚めるまで昼寝したような気になるしかなかったのであるが、海に復帰してからは大きく事情が変わった。とにもかくにも、母なる海というものはありがたいものです。

昨日も、こんな蒸し風呂でジッとすることなどは不可能なので、ともかく別府の海へ。西風3m。カイトで出るにはちと風が足りない・・・ということは、2kmほど沖の怪島までSUPで行ってみなさい・・・という天のお告げだ。

行きに30分、帰りは追い風に乗って20分余り。途中海上でF君に電話してみたらちゃんと通じたのは、ちょっと妙な気もしたが、まったく便利な時代になったものだ・・・と現代科学文明の恩恵に多少は感謝しながら、寒いくらい涼しい時間を過ごしたのでありました。

そのうち、19㎡が頭上で静止する程度の風となり、今回で2度目のSUPカイトの練習をしたのだが、これはもう、これまでのツインチップ・カイトサーフィンとはほとんど別の世界の感覚だ。

もともと立ち漕ぎでも安定感抜群のボードが、高度10余りの19㎡のパワーでプレーニングを始めるとどういうことになるか・・・目線が低いと、当然、スピード感が格段に上がる。4m程度の風でも、文字通り、飛ぶような速さで突っ走っていくのであります。5mも吹くと、今にも飛んでいきそうなボードを懸命に抑えながら、自分も吹き飛ばされないようにする必要がでてくる。

立ったり座ったり寝そべったり、好き勝手な姿勢で海上を疾走できることの有り難さが、徐々に分かり始めてきたところであります。ある程度予想はしていたけれど、これでまた、新しい角度から風水の世界を眺めることができそうであります。
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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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