ありがたいことに、今日も昼から海で最高の涼を取ることができた。潮時も私好みの
満潮に近い。同じカイトボーダーでも干満の好みは人によるようで、「潮が引いてる方が海岸が広く使えるから良い」という人もいる。私は、浜は少々狭くなっても、海面が広くなり、
なんだか満ち足りた気分になる満潮時に魅かれる。この辺りの心理は面白いと思う。
大潮を導く
満月の夜も似たような気分になるのは、不思議といえば不思議だが、満月も満足も
満が付き、訓読みすると「みつ・みちる」ということだから、原義の通り「
いっぱいに広がり、充足する」という意味で、ちゃんと符合している。
大昔、素潜りでサザエを獲ったりして喜んでいた頃は干潮時が好きだった。理由は単純で、海底までの距離が短くなるから^^;
一体いつごろ干潮から満潮に鞍替えしたのか・・・思い返すと、やはりウィンドサーフィンに熱中していた頃に至る。その理由はいまひとつハッキリしないのだが、一つの経験則として「
満ち潮時は風が上がる」ということがあった。逆に引き潮時は風が落ちる。この根拠の薄い経験則は当時のウィンド仲間の間では常識のようなものだった。
現在、その常識がどの程度正しいのか・・・私は、「海面高度が上昇することによって、縦方向に風の収束現象が起こるのではないか」などという
思い付き的仮説を立てたりしているのだが・・・たぶんこの辺りの事情については、どんな専門家に尋(たず)ねても正確な答えは出てこないだろう。
19㎡・20km弱
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