今日の堀江はこの程度

の風が入っていたはずで、実際、海面もその様子を示していた。いつもなら12~3㎡のカイトでガッツリ走れていただろう。ところが、その風質の軽いこと軽いこと。15㎡で走るには走るが、スカスカのスポンジか泡の中を走っているような感触だった。
典型的な「ライト・ウィンド(軽い風)」だ。この季節、まだ海水温が高く、ある程度の寒気が入るとよくこういうことになる。上空から吹き降ろしてくる北風が、海面近くで温められてフワリと浮き上がる。乾燥した冷気が、充分な水蒸気を与えられると同時に温まる。前にも書いた大気密度(空気の重さ)を決定する三要因の温度と湿度の問題だ。(海面では気圧は無視してよい)
F君から琵琶湖レースの結果が入った。コースレース初出場で総合3位はかなりの成績だと思う。板もカイトもまだ充分に使い込んでいるとは言えない。この分野もまだ始まったばかりだ。彼の性格や姿勢なら、そのうち間違いなく、優勝候補の常連さんになるだろう。
私はすでに人と競争することに大きな興味を持たないが、自己実現は生涯のテーマだ。自己実現は自己表現を含む。例えば、ピアノの発表会に参加するように、フリースタイルの大会などで自分のカイトスタイルを存分に表現する場があっても良いな・・・と思い始めている。
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