あれこれの用事を済ませて2時も近くなって別府に到着。昨日と同じような風と潮。1時間足らず10kmほどの走りで充分な気分になる。
こんなコンディションの良い時は、まず30km以上、時には50km以上走ることもあるのだが、今回はなんでかなぁ・・・と、考えてみても良く分からない。私の身体がそれで満足したから・・・というしか他ない。
身体を使うスポーツは皆そうだと思うが、その最中は大概「
感覚」で動いている。全身
感性と言ってもいい。
飛行前に「フライトプラン」を練るように、私はしばしば、カイトサーフィンで海に出る前にも「カイト走行プラン」とでも言うべきものをイメージとして頭の中に描く。その内容は、時々の体調やエリアのコンディションや使用機材によって様々だが、いったん走り始めると、後はほとんど
感性だけの世界になる。
風や波やカイトや板の相互作用をほとんど瞬間的に感知しながら、自分のイメージに沿った運動を続けるには、今ここでやっている言葉を使うような論理的思考では間に合わない。かえって邪魔になる。この種のスポーツの最中にゴチャゴチャ考え事をしていると、まずロクなことはない。
目や耳、時には鼻や触覚などの五感をフルに稼働して、更には第六感みたいな非日常的な直観力や反射力を引き出すには、ブルー・スリーじゃないけど、「考えるんじゃない、感じるんだ!」・・・ということになるのだろう。
F君に習ってリサイズしたリーシュ・ノブが功を奏したのか、今日も何回か急激にバーを引き込んでのジャンプを繰り返したが、不用意なリーシュ開放は起こらなかった。
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