私が使っているラムエア・カイトは、効率の良い翼形を作るために極めて細いサスペンションラインを数多く使い、それらを集めて微妙な調整を可能にするコントロールラインに、2個の滑車を介してつなぐという構造になっている。
滑車に通る黄色いラインは絶えず激しく動くから、その摩擦によって消耗していく。もちろん
使い方次第なのだが、私のように跳んだり回ったりを多用するスタイルでは、1年を待たずして切れる。
ここのところ最もお世話になっている15㎡は、2ヶ月ほど前に右側が切れ、スペアで付いていた新品に換えたのだが、何も考えずに箱にまとめて入れておいた何本かの中から一本取り出して付けたら、長さが違っていた^^;
カイトが3サイズあるのだから、それぞれ長さが違うのは当たり前のことなのだが、この辺りが私のいい加減なところで、長い方にこぶしを作り短縮して間に合わせた。そして、およそ予定通り、昨日の塩屋順風では、反対の左側が切れた。
今日の塩屋は、当面穏やかな天気だったので、このライン交換を済ませ、風が8m程度まで上がった頃に、19㎡から15㎡に切り替えて調子を見ることにした。ところが、どうも右ウィングの様子がおかしい。ピッチが低すぎてパカパカつぶれ、カイト全体が不安定な動きをする。
まあ、なんとかなる範囲の問題で、実際、これで今日も少々跳んだり回ったりしてきたのだが、これだけハードに使ってると、何十本もある
サスペンションライン自体のバランスも狂ってきているのかもしれない。近いうちに総チェックしよう。
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