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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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べサニー・ハミルトン

この隻腕(片腕)の女性プロサーファーについては、だいぶ前にちょっと耳にしただけで、詳しいことはまったく知らなかった。ところが、最近、彼女の自伝的映画が出来上がったという話しや、現在22歳の彼女が10代で自伝本を書いていたという事実を知るに及んで、私の関心は一気に膨らんだ。

サーフィンの世界については、私は、四半世紀も前にウィンドサーフィンにのめり込んでいたころから大いに興味を抱き続けており、現在の乱読書一覧の中には、ジェリー・ロペツの自伝本や、やはりアメリカのサーファーが書いた『キリストの西・・・サーフィン・科学・信念の起源』(寛太郎的適当訳)なんてのもある。

どこかで触れたかもしれない。いわゆる20世紀の近代サーフィンの神様は、オリンピッック水泳金メダリストとして、かの国で英雄となった、あのデューク・カハナモクが代表格だけれども、もうちょっと深く歴史をたどると、数百年前のハワイ文明からさらに古代ポリネシア文明にまで行き着き、もっと行くと、太平洋の西の端を通って至る日本列島の石器時代や縄文文化との関係性まで浮かび上がってくる。

私の想像力の遊ぶところこれに過ぎたるは無し・・・とても言いたくなるような世界の一つなのだ。

サーフィンと風との関係は、ウィンドサーフィンやカイトサーフィンほどは親密ではないが、もちろん無関係ではない。津波や潮流以外のさまざまな波は、偉大なる風の神の成せる造形で、ある程度の技量を持ったサーファーにとって、例えばオンショアとオフショアの違いはライディング条件の決定的要素にもなる。

私はサーフィンをしたことがないではないが、とても「できる」とは言えない。文字通り、ウィンド・サーフィンの中にサーフィンの一部は含まれていたし、いっぺんに幾つものコトに、半ば命がけで打ち込めるほど器用な人間でもなかった。それは現在取り組み中のカイト・サーフィンも同様。この中にも確実にサーフィンの要素があり、その多様なスタイルにサーフ・スタイルがあるのは周知の通りだ。

この興味深い女性については、いつかまた触れることがあるだろう。今夜はとりあえず彼女の動画をU-Tubeから拾ってUPしておく。

 

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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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