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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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堀江の風

昨日は堀江の風・・・北東風・・・を期待して、いつものように午後から出かけたんですが、東寄りの超ガスティでお話にならなかったので、今日は早めに用事を済ませて、朝の10時半頃から15を張って待機。しかし、沖の7m前後のブローが時折シフトしながらやって来はするものの、やはり超ガスティ・シフティな上に大潮の引き潮・・・面白い要素のほとんどないコンディションでした。
101022h-2.JPG
20年近くも前の経験や記憶ですが、この季節この気圧配置で堀江に安定した北東風が入らないのはちょっと解せない。海水温が高いのが原因か、私の気象の読みがまだまだ甘いのか・・・いずれにしても、何かが少しおかしいのではないか・・・と思い始めています。

明日の予想天気図は↓ですが、さてどのような風が吹くでしょうか・・・?
101022h-3.JPG
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ディレクショナル

昨日は、ディレクショナルの板をまともに使った初日でもありました。これまでは初心の頃よりツインチップのみ大小何本か、その日の気分や使用環境によって使い分けています。もっとも自作した板の中には2枚フィンや1枚フィンのディレクショナルがあるにはありますが、薄いツインチップをベースにしたので浮力がなく、まともな方向転換ができる気配はほとんどありません。

このディレクショナルはデザインや配色の美しさに魅かれて衝動買いしたようなもので、今までちょっと水につけた程度、普段は大事にケースに入れて車の中で眠っていたものです。↓(ナッシュのGUN・今年のモデル)

風はブローで10m弱。15㎡のラムエアをかなりデパワーしてジャストのコンディション。初めて乗るにはちと厳しい条件で、風が弱まるのを待ってたんですが、時間と共にますます安定して上がってきたので、仕方なしとして走り始めました。

波はこのエリア特有の逆潮・チョッピー。決して面白い波ではありませんがエリアのある部分には比較的きれいにスウェルが入る場所があって、幾分なだらかな海面でちょっとした波乗り気分を味わったりすることもできます。

まず、驚いたのがその上り性能・・・よく使っているツインチップと比べたら10度近くは上回るのではないでしょうか。その理由が大きめのフィン3枚にあることは確かですが、アップやダウンにコントロールしやすい、つまり上りの姿勢が取りやすいということもあるでしょう。ツインチップのようにエッジを食い込ませることだけで上るのとはまるで印象が違います。

次に走りの軽さ・・・板の重量に比べるとボリュームが大きく、相対的に軽く感じるということの他に、もちろんアウトラインの違いやボトム形状・ロッカーの取り方などが影響していて、小波にパンパン跳ねながらもスイスイ加速して行く・・・という感じです。

深いノーズロッカーと簡単には抜けないトライフィンに助けられながら、小波をけってのジャンプは滑空したがるカイトの特性とあいまって実に気持ちのいいものでした^^。きれいな大波はありませんが、ウィンドサーフィン風のキックジャンプに使える小波はそれこそ山ほどあります。これはこれから面白いスタイルの走りができそうだ・・・と、ちょっと嬉しくなりながら、1時間ほどの走りを楽しみました。

カイト・ログ初日

4年ほど前に青春後期の10年間を、大きな情熱を注ぎながら過ごした懐かしい海に復帰して、3年ほど前から「カイトサーフィン」という新しい風読みスポーツを始めました。

ブログ名を「カイトサーフィン」ではなくて単に「カイト」としたのは、カイト(日本語の凧)と風が生み出す力を使って楽しむスポーツは他にいくつもあって、私の関心は海の上で扱うカイトだけの領域に留まらないからです。

海へ回帰した契機の一つは「健康のために」ということですが、私と海との縁(えにし)は遠くは幼少期にまで遡(さかのぼ)り、海や風を巡ることごとについて書いておきたいことは山ほどあります。

とりあえず今回は、久しぶりに安定した北東風に恵まれた今日の堀江海岸でのGPSデータ(カシミールで処理した画像と轍(わだち)で生成したもののURL)を記して終わります。

http://kantaronatural.mu-sashi.com/101018horie.html

101018horie.jpg

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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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