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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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探求者の道 2

そして、宇宙旅行者としての私たちの存在も、大宇宙の存在それ自体も偶然のものではなく、知的なプロセスが働いているとい5dee0051.jpegう感覚があった。私は大宇宙をある意味、意識的な存在として知覚した。その想いはとても強かったので、その時は言葉で表現できそうもなかったし、現在でもまだ大部分は表現できないでいる。おそらく、私が得たことの全ては、より大きな理解の感覚であり、それを表現するより明瞭な方法であろう。しかし、その考察の最中でさえ、私はこの現象に神秘的な、あるいはあの世的な由来を付け加えなかった。むしろ私には、大脳が自発的にこのような素晴らしく奇妙な経験を生み出す情報を再編成することができるということが、好奇心をそそりワクワクさせることだと思えたのである。

『探求者の道:アポロ宇宙飛行士の物質的・神秘的世界の旅、改訂版』  ドガー・ミッチェル著
 
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探求者の道 1

(アポロ14号での)地球への帰還中の3日間の旅で私が経験したことは、「宇宙的な繋がり」という圧倒的な感覚以外の何もの5dee0051.jpegでもなかった。実際、私は「統一的歓喜」として説明されてきたものを感じ取っていた。私の身体の分子や宇宙船自体の分子は、はるか昔、私の周りの天空で燃える太古の星々の一つ星の溶鉱炉の中で製造された、ということが想い起こされたのである。

『探求者の道:アポロ宇宙飛行士の物質的・神秘的世界の旅、改訂版』  エドガー・ミッチェル著

久々の別府

別府の海 まだ冬姿の 南西風130223b.JPG
べふのうみ まだふゆすがたの なんせいふう

Gusty and shifty south-westerly winer wind
just allowed me to make
merely several legs' ride at Befu beach

 

死刑執行

殺人に 死刑をもって 応えたら 国の殺人 如何に評する
さつじんに しけいをもって こたえたら くにのさつじん いかにひょうする

Three condemned men were executed today
and then, how can we evaluate
the commitment of murder by the government

ハトの一服

朝の一服 君も一服 陽を浴びる
120221h-s.jpgあさのいっぷく きみもいっぷく ひをあびる

My morning routine of  pipe-smoking 
a familiar dove stays calm on the handrail
in a mild sunshine with me
 

 

梅の香

堀の内 自転車散歩で 梅香る130220m2-s.jpg130220ume-s.jpg
ほりのうち じてんしゃさんぽで うめかおる

Puttering on a bicycle
in Horinouchi city park
plum-blossoms are almost in full bloom
with slight fragrance

 

 

堀江順風

冬の身の 硬き動きを 板も知る130219w.JPG
ふゆのみの かたきうごきを いたもしる 

My kite-board was feeling
the stiff motion in the winter wind
under my feet


 

堀江

久しぶりの堀江海岸。北東方向からのクラウドストリートが消えることはかなったが、風は北を中心に5m程度で吹いたり止んだり。130216h-s.jpg

日差しはもう春に近い。気温の割には暖かく、海水温の低さをよけいに強く感じた。昼食のチン・グラタンを挟んで、なんとか数レグ走っておしまい。

ハトの巣作り

朝の日差しを浴びながら130210h-s.JPG130211hato2-s.JPG
小枝を拾って来るハトよ
西風にゆっくり揺れる大木の
枯れた茂みのひそやかな
巣作りや交わりやお話の
不思議や意味や喜びの
何を私は知っているのか


 
 
 

ラッセル 2

The philosophy of nature must not be unduly terrestrial; for it, the earth is merely one of the smaller planets of one of the smaller stars of the Milky Way. It would be ridiculous to warp the philosophy of nature in order to bring out results that are pleasing to the tiny parasites of this insignificant planet.
- "Nature and Man" by B.Russell

自然哲学は過度に地球的であってはならない。なぜなら、地球は銀河宇宙の中では小さめの星の一つ(太陽)の、小さめの惑星の一つに過ぎないからである。この取るに足りない惑星のちっぽけな寄生動物を喜ばせるという成果のために、大自然の哲学を歪曲することは馬鹿げたことだろう。
- 『自然と人間』 バートランド・ラッセル

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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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