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寛太郎のカイト日誌

内容はカイトに限らず種種雑多です。好みの選択は「カテゴリー」をご利用下さい。日本語訳は全て寛太郎の拙訳。 2010年10月18日設置

   

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カイトの魅力(軽便性)

大自然が生み出す力を使って行う活動は、本来並(な)べて限りない広さと奥深さを持っているものだ。そして、そのフィールド(場)の本質が広大深遠(こうだいじんのん)であるがゆえに、およそ有限の括りに収まりながら真の自由を希求(ききゅう)する人間は、自ら自然に習って創り出した道具を使って、その融通無碍(ゆうずうむげ)の世界の一分に触れる。他の多くのナチュラル・スポーツと同様、カイト(カイトサーフィン)の魅力を、少し哲学的に表現するとこんな風になるのかもしれない。

ともあれ、カイトの楽しさは私の当初の予想を大きく越えているようなので、いつもの如く適当な思いつきに任せながら、その広大無辺とも言える魅力について様々な角度から考えてみようと思う。

まずは、「軽便性」・・・軽くて便利なこと。横文字(といっても今の日本語の多くは横に書かれるが^^;)にすると「ポータビリティ」とでもいうか・・・ともかく、その機材がコンパクトで持ち運びしやすいことが、カイトサーフィンの長所的特徴の一つであることは間違いないだろう。

それはちょうどスカイスポーツのパラグライダーに似て、私はよくカイト(サーフィン)とウィンド(サーフィン)をパラ(グライダー)とハング(グライダー)に相関させることが多いのだが、動力源となるカイトやハーネスなどの装備品を合わせても10kg余り。これらは全てリュックサック風のバッグにコンパクトに収めることができる。1mあまりのボード(板)はバッグに固定すれば両手も自由になり、まさにハイキングやトレッキング感覚で歩き回ることもできる。

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プロフィール

HN:
寛太郎
性別:
男性
職業:
self-employed
趣味:
風読み・読書・自転車ほか多数
自己紹介:
瀬戸内の小島生まれです。学生時代は国際法を少し。数年間の堅い団体職の後、子供好きが高じて学習塾を、風が好きでスカイスポーツのイントラを、等と趣味と仕事が重なる生活を数十年経験しました。55歳引退計画に従って現在は基本的にフリーですが、相変わらずあれこれ忙しくしています。

生活方針は「無理をしないでゆっくりと」およそ中庸を好みます。東西を問わず古典思想の多くに心惹かれます。まずは価値相対主義を採用し事物の多様性を愛しますが、ミソとクソを同等にはしません。モノゴトには自ずと高低浅深があり、その判断基準は「大自然の摂理と全ての生命(いのち)の幸福」の中にあると思います。敬愛する人物は古今東西少なからず、良寛やB・ラッセルを含みます。

ナチュラリストと呼ばれることを好みますが、人間が創り出した道具類にも大きな関心を持ちます。人間語だけでなく、あらゆる生き物たちの「ことば」に興味が尽きることはありません。60~70年代ポップスや落語を聞いたりすることも好きです。

・著作:『空を飛ぶ・一つの方法』
・訳書:『リリエンタール最後の飛行』
・訳書:『個人と権威』

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